- 読んでよかった! 開業指南塾
- 開業に関する欠かせない情報が満載
開業準備「虎の巻」開業チェックポイント
開業に向けて準備の各段階で、
押さえておくべきポイントとアドバイス
FILE 002
患者が来たくなる設計施工
ポイントその3〜動線の確保
動線について検討しよう
待合室とバリアフリー、トイレを工夫して患者の方々が気持ちよく過ごせる空間が作れたからといって、医院の設計はまだまだ十分ではありません。
ここでは更に動線について検討します。
いかに良い雰囲気を提供しても患者やスタッフがスムーズに動けない診療空間では、効率もあがりません。これもまた、医院の快適さを左右します。そこをよく考えて医院設計を進めていってください。
限られた空間の中で、空間を快適に感じることが出来る設計をするにあたり、
①待合室 → ②診察室 → ③処置室 → ④受付 → ⑤トイレ の順にスペースを確保していくのがよいでしょう。
そして、まだ余裕があるようでしたら、 ⑥キッズコーナー → ⑦院長室 → ⑧スタッフルーム の順に検討することになると思います。希望により設計は自由に変更が可能です。しかし診療が問題なく行えることを前提に、動線や患者にとっての使いやすさを優先した医院設計が重要です。
これが開業後の成功につながっていくでしょう。