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the医院開業|クリニック開業における電子カルテ導入の5つのポイント

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開業準備「虎の巻」開業チェックポイント

開業に向けて準備の各段階で、
押さえておくべきポイントとアドバイス

FILE 003

電子カルテ導入のポイント

ポイントその2〜選定時の5つのポイント

電子カルテを選定する際の重要5ポイントを以下にみていきましょう。

1.操作性 カルテの保存義務があり、買い替えが難しい製品である為、操作性は重要なファクターです。
一般的にはマウスのクリック数の少なさや、マウスの移動距離が短い事が操作性の良さと考えられています。
特に、閲覧性の良し悪しは、電子カルテを長く使用することを考えると、極めて重要なポイントと言えるでしょう。
2.サポート
  • 導入時のサポート
  • 導入後のサポート
に分けて考える必要がある項目です。
導入前のインストラクションやセット設定など一時的要因サポートに対し、導入後のサポートはリモート対応や法令改正時の対応、トラブル発生時の対応など、いかに快適に使い続けられるかに関わってきます。
また、導入後すべてがオンライン(リモート)でサポートできるとは限らないため、サポート拠点が近くにあるかどうかも重要ポイントです。
3.実績 実績は多いほど安定していると言われています。また会社の先行きの指標とも考えられています。
全国的な導入実績はもちろん、診療科や地域での導入実績も重要です。
また、Point4での説明にある他のシステムとの連携実績も押さえておくと良いでしょう。
ただしユーザー数が多いことにより、サポートマンパワーが逼迫状態にあることもあるので注意が必要です。
4.機能 機能は
  • 受付機能
  • カルテ入力機能
  • 会計機能
  • 機器連携機能
  • 表示機能
が基本5機能になります。
中でも、カルテ入力機能≒操作性になる為、合わせて考察する必要があります。
盲点になりがちなのは医師が普段使用しない会計・レセプト機能の良し悪しの比較が必要な点です。
自院の場所の地方公費や自賠責・労災・入院レセプトの対応がなされているかどうかもポイントとなりますし、統計出力や必要な会計数字を取り出せるか否かも、医院運営に関わる重要性と考えられます。
5.価格 開業医向け電子カルテ市場において200万〜2000万円程度まで、幅広く分布していますが、専門性を追及するほど高価になる傾向があります。眼科専門カルテなどが良い例です。
2008年の価格帯ボリュームゾーンは4台構成350万円~500万円となっています。
ただし、初期費用のみに着目するのでなく、サポート費用をなどを含めて総合的に判断するべきでしょう。
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