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広告ではなくPRを!クリニックの価値を高めるための戦略法
クリニック経営で一番大切なことは継続です。
院長が看板となり、クリニックの価値を高める上手なPR方法とは
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医者としての棚卸をする(3)
- 前回は、これまでのキャリアを書き出して可視化することで、自分の強み、弱み、問題点が見えてくるということをお話しました。
- また、反省できるのがプロであることもお話しました。
- 今回は開業を見据え、自分のクリニックの強みを見つけていく方法を紹介しましょう。
人任せのPRは効果が低い
クリニックは原則、広告を出せませんから、地域の人たちにクリニックを知ってもらうための手段や方法は、開業前にしっかりと準備しておかなければなりません。
その一つがホームページです。
近頃では、工夫を重ね、上手にクリニックをPRしているものも多く見られるようになりました。
そのほか、昔から活用されているものに、手作りの院内新聞がありますし、いまでは、ブログやSNSを駆使しているドクターもいます。
けれど、こうしたツールも中身がなければすぐに飽きられてしまい、かえって逆効果になってしまうことは忘れないでください。
失敗するケースで多いのは、下に挙げたように、自らが発信している情報ではないケースです。
- 出入りのMRが持ってくるパンフレットをそのまま使う
- 事務の人にまかせて、自分はノータッチ
- ネットや雑誌で話題になった、いまさらな情報ばかりを載せる
- 情報が更新されない
このように書くと、ほとんどのドクターは、発信する情報なんてないからブログなんて無理、続けられないと
あきらめるでしょう。
でも、そのあきらめが成功と失敗の分かれ目なのです。