- 読んでよかった! 開業指南塾
- 開業に関する欠かせない情報が満載
広告ではなくPRを!クリニックの価値を高めるための戦略法
クリニック経営で一番大切なことは継続です。
院長が看板となり、クリニックの価値を高める上手なPR方法とは
FILE 002
医者としての棚卸をする(1)
- 「なぜ開業をしようと思われたのですか?」
- 「どんなクリニックにしたいですか?」
- クリニックの開業についてコンサルタントに相談をすると、決まって聞かれる質問です。
- こうした質問にさっと答えられるためにも、キャリアの棚卸は必要です。そんなこといまさらやって、何の意味があるのか?そう思われる方も多いでしょう。
- でも、棚卸をきちんとやったドクターは成功している人が多いと聞くとどうでしょうか?
- 実はキャリアの棚卸にこそ、クリニック成功の秘密があるのです。
- これから4回にわたって、成功へ導くキャリアの棚卸方法をご紹介します。
なぜ、キャリアの棚卸が必要か?
これまで転職活動をされた方なら、きっと「専門は何ですか?」「強みは何ですか?」という質問を転職エージェントや面接で聞かれたことがあるのではないでしょうか。
あなたを売り込むわけですから、ちょっと大きく実力を見せることが必要だったと思います。
しかし、開業は違います。
すべての責任をあなたが一人で負うわけですから、大風呂敷を広げても決していいことはありません。
もし、自分には売りがない、誰にも負けないというものがない、というならば、今回は開業を見送って、もう少し準備に時間をかけることをお勧めします。
開業を視野に入れて市中病院で総合診療の経験をしたり、開業を考えている地域の拠点病院に勤務したりして、経験や人脈づくりに励むといいでしょう。
ただし、開業をするという目的があるのですから、クリニックのセールスポイントを作ることを考えて日々仕事をしていただきたいのです。
そして、例えば以下のような自分の強みを見つけてください。
- 消化器内科として胃カメラの操作は誰にも負けない
- レントゲン写真の読影には定評があった
- 白内障の手術を年間100人はやっていた など