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実際に開業を経験したドクターの声をお届けする開業医のリアルストーリー VOL2
東急東横線の都立大学駅から徒歩1分。新築ビルの3階にあるのが、山崎ももこ先生が院長を務める「もも耳鼻咽喉科」です。開業は2019年2月。場所探しからスタートし、1年半の準備期間を経てのオープンでした。苦労した点や奏功した工夫など、開業までの道のりを振り返っていただきました。
新聞への投げ込み広告は細く長く効果を発揮
――スタッフの募集は、どのようにされたのですか。
広告代理店に依頼し、求人サイトに出してもらいました。およそ10人の応募があり、看護師1人と医療事務スタッフ3人を採用しました。
開業された先輩方からは、「スタッフを募集しても、なかなか人が集まらない」とうかがっていたのですが、おかげさまでうちは良い人たちを採用できました。
4人中3人が子育て経験者で、4人とも子どもの相手がとても上手なので、それも助かっています。
――開業の告知はどのようにしましたか? その反響は?
1月下旬に1回、新聞に投げ込みチラシを入れました。
2月4日月曜日開業で、直前の土曜日に内覧会を開きましたので、その開催もあわせて告知しました。
内覧会の当日は、近隣の方々を中心に80人の来訪者がありました。
開業後は、患者さんは殺到しているとまではいきませんが、ただ、新聞の投げ込みチラシは手元に取って置きやすい媒体のようです。
すぐには受診しなくとも、しばらく経って調子が悪くなったり、いきつけの耳鼻科がお休みだったりしたときに、取って置いたチラシを見直して来てくださったという患者さんが、何人もおられました。そういう患者さんは、特に高齢の方に多いですね。
もちろん、インターネットで調べてこられる方もおられますが、高齢の患者さんのことを考えると、最初に新聞の投げ込みチラシを出したのはよかったと思います。

次回へつづく
子育てとの両立を考え、駅近にこだわってエリア選定をしたことが、スタッフ全員の働きやすさにつながっているようです。後編ではご自身の目指す診療と、設備面のこだわりについてうかがいます。