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開業準備「虎の巻」失敗しない資金計画
医院開業にあたり一番の悩みの種は、資金繰り。
新規調達で知っておきたい押さえておきたいポイントをご紹介
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何を、どうアピールする?
金融機関が知りたい事を的確に
金融機関の融資担当者にどうすればうまくアピールできるのでしょうか?
仮に上手に話せなくても、金融機関が知りたいことを的確に伝えることが重要です。
では、金融機関が知りたいこととは一体どんなことでしょう?
金融機関の主な審査項目
- 開業の動機
- 勤務実績(キャリア)
- セールスポイント(医学的な得意分野)
- 開業場所の選択理由
- 設備投資額と調達計画
- 事業計画
金融機関は、審査書類を作成するにあたって、必ず直接面談を行います。
開業の動機(目的)と勤務実績(キャリア)は非常に重視されますので、あらかじめしっかりと明文化しておきましょう。
事業計画で特にチェックされるポイント
- 綿密な市場調査や信頼性の高いデータにもとづいて作成されているか?
- 資金繰りについて設備投資や返済計画に無理がないか?
現実的なシミュレーションをもとに、充分に余裕があることを説明してください。
以上に加えて、ご自身の開業に賭ける熱意や差別化を意識した診療方針などをアピールし、「成功間違いなし!」と融資担当者に確信を持たせる説明ができれば最高です。