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開業準備「虎の巻」開業チェックポイント
開業に向けて準備の各段階で、
押さえておくべきポイントとアドバイス
ポイントその3〜物件チェックのポイント/立地
では、肝心の物件を見る際には、具体的にどんな点に気をつけたら良いのでしょうか？ 不動産業者に行けば、担当者があれこれと説明をしてくれますし、現地へも連れて行ってくれます。話を聞く限りはどれも良い物件のように感じてしまうものです。不動産のプロでもない限り、何が物件の良し悪しを決めるのか、分からないのは誰しも同じです。業者の説明を聞くだけでは不安も大きいと思います。その不安を解消するには、こちら側がしっかりとした見極めのポイントを持っている必要があります。 まずは、どんな場所にある物件か、立地について以下の点についてチェックしましょう。
| 1.利便性 | 駅周辺の物件などの場合、最寄り駅からの距離や、その駅の規模、駅から物件までの道が使いやすいか（例えば雨の日でも傘がいらないか）などを見ます。 |
|---|---|
| 2.動線 | 動線とは、人や車の動きをトレースしたものです。当然、動線に沿った場所であれば、人の目にも触れやすく、有利です。 |
| 3.道 | 物件の前の道がどうなっているのかも重要です。一方通行ではないか、生活道路として使われているか、道幅は十分か、反対車線からのアクセスはしやすいか、歩行者が安全に歩けるか、などについてチェックしてください。 |
| 4.見晴らし | 遠くからでも分かりやすい場所だと、看板なども目に付きやすくなります。 |
| 5.安全性 | 夜間照明の有無など、安心して患者さんが来院できる場所かどうか調べましょう。 |
| 6.周囲の環境 | 周りにどんな施設があるのかは大事です。ショッピングセンターなどの人が集まる施設があるか、逆に騒音や振動、悪臭などが発生しないかなど、医療機関にふさわしい環境かどうか、慎重に見てください。 |
以上の各ポイントをまとめたチェックシート１はこちらです。実際に活用してみましょう。