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開業前の知識医院開業における税理士を選ぶコツ
the医院開業のクリニック開業における税理士を選ぶコツページ。医院開業後を見据え、記帳代行屋の税理士ではなく、医院経営に際して、資金繰りや経営上のアドバイスを積極的にしてくれる税理士を開業前に吟味して選ぶことはとても大切なことです。
顧問税理士は開業までに選定しておいた方が無難
- 基本的に税理士は巡回監査として月1回程度クリニックを訪問し、
- 月次試算表
- 損益計算書
- 貸借対照表
- 年末調整
- 決算書の作成
- 等の税務処理やアドバイスを行うことが一般的です。
- しかしクリニック経営にはもう一つ重要な視点があります。
- それはキャッシュフロー表(=資金繰り表)です。
- 開業時は運転資金をどのくらい用意するかは担当した開業コンサルタントや税理士の考えにより若干の相違があります。
- ご存知の通り開業当月と翌月の収入は自費診療分を除けば窓口負担金しかありません。
- 支払基金や国保連合会から保険診療の収入は2ヶ月遅れで入っています。
- しかしながら家賃や人件費等の経費は当月から出て行き、一時的にでも経営的には不安定な状況となります。
- 特に重要なことは資金ショートをしないためのキャッシュフロー表(=資金繰り表)作成とその管理なのです。
- しかしながら殆どの税理士はここまでやってくれません。(=少数の税理士では協力していただけることもあります)。
- そこで単に記帳代行屋ではなく経営感覚のある税理士を選ばれることをお勧め致します。