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開業前の知識クリニック開業のための不動産購入と借地のポイント
the医院開業サイトのクリニック開業のための不動産購入と借地のポイントページ。不動産を購入するのか、借地にするのかは各々メリットデメリットがあります。
クリニック開業のための不動産購入および借地のポイント
- クリニックを開業するのに不動産購入または借地は金額的にも非常に重要なポイントの1つです。
- 開業場所を選定する際のポイントは主に次の3つとなります。
- 集患できるか
- 病診連携できるか
- 土地勘
不動産購入のメリット
開業不動産を購入する場合は賃貸とは異なり、投資額が多額になりますが集患が計画通りであれば問題ございません。
しかも将来的にも所有できるため、資産として残ります。
また適当な賃貸物件がない場所で開業したい場合でも、地主等との交渉はありますが、物件を探して開業は可能です。
不動産購入のデメリット
デメリットとしては、投資額が大きいので、いったん開業すると簡単に閉院や移転ができない点です。
例えば建築中に医療モールが近くにできた等で増患が見込めなくなった、良くない評判を立てられた場合に移転するにも容易にはいかない点等が挙げられます。
また院外処方にしたいが、薬局が近くにない、門前で開局できる薬局が探せない、用途地域により薬局が建てられないといったことも挙げられます。
さらに固定資産税が土地、建物にも課税され、メンテナンスも定期的に自身で管理しなければならないといったことも挙げられます。
借地の開業のメリット
定期借地の場合は、土地購入に比べて金額的にも身軽となります。
また借地料が必要なりますが、土地に対する固定資産税はありません。
そのため資金繰りは上述の不動産購入に比べて楽になります。
また地主等の交渉も購入よりも比較的にハードルが下がるケースが多いです。
先祖代々の土地をそうそう手放せないが、地域に貢献できる等もあり期限付きで貸すのであればと考え、提供してもらえるからです。
また地主等が、贈与税などを考えて賃貸事業にしたいので、クリニックの建物を建設提供されることもあります。
借地開業のデメリット
デメリットは、あくまで定期の借地なので、期限後のことを考える必要があります。
また、建物を建てるので、購入と同じようにすぐに移転というわけにはいきません。
不動産購入のコツ
不動産を購入する場合でも、まずは近くで賃貸形態で開業し、集患ができた後にクリニックの近くに良い物件を見つけて、購入するのが資金的にも安定し、融資も受けやすい傾向があるのでご検討に値します。
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FILE 001 | 物件選定のポイント |
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