近年、クリニックのPRにとって、ホームページやSNSの存在は重要度を増しています。
いかにホームページを充実させて、自分のクリニックを検索サイトの上位に位置づけ、患者さんに見つけていただくか。
いかにクリニックの売りをホームページでPRができるか。
広告規制の厳しい医療領域だからこそ、WEBでの発信の良し悪しが、患者さんの来院数を大きく左右するようになっています。

加えて、コロナ禍で患者さんの受診控えがあったり、オンライン診療に対応できなかったりで、これまでの患者さんが来なくなってしまったクリニックもあるでしょう。
けれど、そんなときだからこそ、新しい患者さんを獲得するチャンスにもなります。
見せるホームページ作りは、WEB担当スタッフと院長のセンスと腕の見せ所と言えますね。

ところが現在、医療業界では、WEBサイトでのPR競争が過熱した結果、中には法律違反スレスレの内容を掲載する医療機関のWEBサイトが出回り、患者さんとのトラブルも発生するようになってきました。
そんな世間の流れに対して、厚生労働省では平成29年度から「医業等に係るウェブサイトの調査・監視体制強化事業」においてネットパトロールを実施し、医療機関のウェブサイトでの情報提供に対して監視を強化しています。

そこで、厚生労働省の「医療情報の提供内容等のあり方に関する検討会」の審議内容を負いながら、最大限の自己PRができるホームページの作成ポイントについて紹介します。
医療広告規制の情報をしっかり集めて、他のクリニックに差をつける、クールなWEBサイトを作成のコツを探していきましょう。

（2021年10月　the医院開業事務局）