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広告ではなくPRを!クリニックの価値を高めるための戦略法

クリニック経営で一番大切なことは継続です。
院長が看板となり、クリニックの価値を高める上手なPR方法とは

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クリニックが生き残っていくのは大変な時代

クリニックのブランディングを成功させるために必要なもの、それはキャリアの棚卸です。
クリニックの価値の決め方についてお話してきた最後に、キャリアの棚卸をやらずにクリニックを開業したE医師のケースをご紹介します。

クリニックの価値を高めるための戦略法

友人の開業を聞き、その気になり……

E医師は、都内にある第2次救急対応病院に勤務する内科医で、循環器、とくに高血圧症を専門としています。
40歳を前にして、このままこの病院でキャリアを積んでいくか、大学病院に戻るか、はたまたクリニックを開業するか、悩んでいました。

そんなとき、医学部時代の友人Fが郊外の医療モールで開業したと聞いたのです。F医師は大学に残り、同じ循環器の専門医として、論文も書き、臨床もやりと、精力的に活躍していたので、突然の知らせに、信じられない気持ちでした。

「あんなに大学で頑張っていたFがなぜ?」
E医師は、思い切ってF医師に連絡をとりました。すると、
「俺のクリニックを見に来ないか?」
と誘われたのです。

そこは、都内から電車で30分ほどの、私鉄沿線の駅前に建設された医療モールで、診療時間終了間際のクリニックの待合室には、まだたくさんの患者さんが待っていました。
「もっと予防医学に力を入れたくてさ。心臓カテーテル手術をしないで済むよう、病状が悪化する前からやることはたくさんあるだろう」
と言うF医師の話を聞き、E医師も俄然、クリニック開業にこころが傾いたのです。

好条件の場所が見つかったことで、開業を即決

E医師はすぐに開業について調べ始め、開業コンサルタントの助けは欠かせない事、なんといってもクリニックの立地は大切で、なかでも医療モールでの開業は有利であることなどがわかってきました。
そして医療モールでの開業に強いコンサルタントを選び、初めての面談を迎えました。
そのとき、「どんなクリニックを希望されますか?」と聞かれたE医師は、「医療モールに開業することが希望です」と答えるほど、医療モール開業にこだわっていました。

そんなE医師にコンサルタントは、
「それは手段です。E先生は、ご自分のクリニックでどんな医療がなさりたいのですか?」と問うたのですが、E医師はまったく答えられませんでした。
コンサルタントからは、自身のキャリアの棚卸をして、自分の強みを見つけることを勧められましたが、仕事の忙しさにかまけて、やらずじまい。そんなとき、都内の私鉄沿線、都心から20分以内、駅前の医療モールという希望にぴったりの物件が見つかったのです。
これ以上ない好条件に、E医師は即決。半年後、開業してしまいました。

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